ITの成功は夜明け前(システム投資・広告投資含め)が最も暗い


ITというのは超効率的で投資に見合う利益を確定でき一見無駄が一切ないように見えるが、
スタートアップ段階では必ずしも方程式通りにはいかないものである。
ITの成功は夜明け前(システム投資・広告投資含め)が最も暗い、だがその先には光り輝く成功が待ち受けている場合もある。その成功に辿りつく前に需要がないだとか手法が間違っていたと諦めてはいないだろうか。

ケンコーコムなどは月間2千万の広告費に対して売上が月70万しかなかった苦い時期も経験している。
アマゾンも9年赤字だったことは有名だ。
グーグルも最初は資産の1/3を広告費に使うに至る。

これらの企業は正比例の曲線ではなく極端な成功曲線を描く。
認知されたサービスはシステム投資などの償却を終え、人件費以外のコストがほとんどなくなる。
一方ロングテール化されたシームレスな際限のないビジネスは売上拡大を続ける。