ITの成功は夜明け前(システム投資・広告投資含め)が最も暗い


ITというのは超効率的で投資に見合う利益を確定でき一見無駄が一切ないように見えるが、
スタートアップ段階では必ずしも方程式通りにはいかないものである。
ITの成功は夜明け前(システム投資・広告投資含め)が最も暗い、だがその先には光り輝く成功が待ち受けている場合もある。その成功に辿りつく前に需要がないだとか手法が間違っていたと諦めてはいないだろうか。

ケンコーコムなどは月間2千万の広告費に対して売上が月70万しかなかった苦い時期も経験している。
アマゾンも9年赤字だったことは有名だ。
グーグルも最初は資産の1/3を広告費に使うに至る。

これらの企業は正比例の曲線ではなく極端な成功曲線を描く。
認知されたサービスはシステム投資などの償却を終え、人件費以外のコストがほとんどなくなる。
一方ロングテール化されたシームレスな際限のないビジネスは売上拡大を続ける。

借金・広告・営業無しで右肩上がりに業績を上げていく方法


これがテーマです。
倒産危機などもほとんどが何かに依存した経営になっています。
その「何か」が今まで通りに行かなくなった時に資金繰りが悪化する。
銀行・親会社・取引先・円高・需要低下・・・・
資産があっても倒産する時代です。

借金・広告・営業無しで右肩上がりに業績を上げていく方法。
これを模索しています。
ただし何もせずにポカ~ンとしているだけで大金が継続的に転がり込むビジネスモデルなど
いくら考えても無駄でしょう。それよりも売上が上がらなくとも確実なプラスベクトルを見込め
自分は正しい方向に向かってエネルギーを投入している、これを確信した段階でこれは結果に繋がる。
その為のリサーチや実験は無駄ではなくその後の大きな成功のカギにもなる。
借金・広告・営業無しで右肩上がりに業績を上げていくには、その為の地盤を築く必要があり、
それを続ける必要があります。

・固定コストを増大させずにどこまでも売上を拡大できるパイを確保

この時点では、細かい採算や利益率は度外視する。パイの拡充によりプラス期待値の方を優先。

・さらに効率的なシステムを考え成長とともに追加していく

売上が大きくなるとコストも増大しそれ自体がリスクとなる。だからリスクのないシステムに
少しずつ移行していく為にシステム投資をしていく。初めはおおざっぱな売上のパイ増加に比重を置いていくのだがそれを最適化することを並行してやっていく。

・依存しないビジネスを構築する

ここが一番難しいのですが、ヒントは公平な市場で(大企業優位な市場ではないということ)
難解であることが前提です。参入障壁は低いが攻略が難しい分野。
今日1日の作業が確実に自社の優位性につながると確信できるものを早く見つけてください。
これをやれば確実に一歩進化するというもの。必ずあるはずです。
それを毎日続ければそれをしていないライバルに確実に差をつけられること。
これを早く見つけて毎日続けるのです。

・目標地点の設定

毎日のルーチンが確定したら、直近の数値データを決めて、そこに向かって走り続けてください。
数値データを決めるにあたって自分を同じような目的のビジネスを他でみつけるなり自分でリサーチする
必要があります。目標地点に行けばなんらかの変化はあるはずです。そしたら次の目標を設定します。
気づけばエライ売上になっているかもしれません。そのくらい没頭します。

正しいベクトルに最短距離で持っているエネルギーを全開にすれば目的に最短でいけることは確実です。