SEO戦略と対策を1か月半やってきての感想

やはり時間がかかる。SEOは。それで上位表示できる確実性もなくASP側でルール変更も甘んじて受けなければならない。こういう事情でSEOは「一線」がひかれることになる。一部の超強者と弱者の構図に。
しかしながら加点方式なので努力も報われるというのが正直な感想である。だがしかしその手間(人件費)は甘く見てはいけない。無料でできるSEOだがビジネスでは手間(コスト)はかかるのだ。SEOに注力して1か月以上経つが、その間各種リサーチやコンテンツを立ち上げながらのSEO施策なのでペースが若干上がらない部分もあった。ただ大体の時間的リスクと効果波及の感覚はつかめるようになった。


ちゃんとインデックスされるまでしかるべき施策をやった上で最速2~3週間。ここで順位は上がる。ただ注意したいのはヤフーもグーグルもドメインやインデックスが新しいと比較的上位に短期間あがりやすい。そのあとにじっくり精査されて順位が下がる。別の言い方をすれば順位が安定する。ここからが勝負だ。この時点でかなり順位が下がった場合はコツコツ上げていく施策なので1か月は必要だろう。短期戦3週間、長期戦1~3か月というのが私の感想だ。

グーグルはシステムが優秀なので黙っていても比較的クロールはされるしインデックス化も早い。ヤフーはサイトエクスプローラ(他)などでインデックス化を喚起しないといつインデックスされるのか?といった具合だ。しかしながらヤフーにおけるアクセスの質は濃厚だ。だからヤフーを中心に考えるのがセオリー。ロングテールではグーグルは威力を発揮する。SEO戦略はインデックス化されるまでは短期戦はエネルギーを集中し(下手な話、まだ十分なサイトでなくても公開してSITEMAPは公開しておくといいだろう。長期的にはサイトの価値向上に尽力する。これはかならず報われるからである。またライバルサイトとの違いがでてくるのもココである。価値向上は質もあるし被リンクの量もあると思う。なのでハッキリと「SEO対策」と「価値向上対策」は分けて考えよう。サイトの質を向上させればコンバージョンにも影響するわけですのでSEOだけが目的とならないように注意したい。