待ちのビジネスは死を招く

今まで紹介や自動的に上から流れてきた仕事を当てにすると不景気の中ある日突然首がまわらなくなる。
順調に行っている間は安心しきって何の営業努力もしていない。そういう知恵をある日突然発揮せよという方が無理がある。こういうのは日ごろから訓練なり知恵を使って切磋琢磨しないと鍛えられない。仕事が来なくなりキャッシュフローが破綻するのを銀行や政治のせいにしても無駄である。銀行が雨の日に傘を貸さないのは周知の事実で今に起こったことではない。

世の中良いものが売れるとは限らない。売り方の方が大事だからだ。その商品の良し悪しを決めるのは品質だけではないということだ。是非「待ち」ではなく「攻め」のビジネスを展開してほしい。今は苦しいのでディフェンシブに向かいがちだが、他のライバル企業も苦しいのである。だからこそ今責められる企業が有利になる。