自然に増やすことができるコンテンツが優位

どうしてもSEOの為だけに考えますとページ量産やコンテンツ量産、被リンク獲得と一定量を越える場合は不自然な施策になるのが常である。自然に増えていくコンテンツというのは必要であるからこそ増えるのであってその”量”そのものがアドバンテージになっていく。あくまで”自然に”というのが実質大事。結果的にSEOで際立つのである。際立つのはスパムではない限り需要があるということを証明する。だから検索エンジンも評価せざるを得ない。

ある市場やシステムの元にビジネスサイトを立ち上げる。よく目にするのですが、軌道に乗っていない状態でバナー枠を募集している。当然広告単価は低い状態であるが、この時点でキャッシュを急ぐことはほとんどマイナス効果と言っていいだろう。先日ここで書いた「価格ドットコム」などは1年くらいはバナーも貼らずに無収入状態である。まず必要である価値を確立させてから需要を喚起した方がビジネスとしても自然なのです。

その為にはBtoBなのかBtoCなのかPVなのか質なのか、対象者とその数をハッキリさせること。そしてその需要が満たされる状態まで価値を高めることに尽力する。そこから自然にシームレスにビジネス誘導する。インターネットビジネスを自動販売機に例える人が多いが実は違うのです。自動販売機という部分はシステムやIT化によって効率されたビジネスモデルが可能であるということで、お客が何の気なしにいきなりお金を支払うということではないのです。インターネットは選んで考えて探して最後にたどりついた需要でお金に変わるのです。自動車のモデルルームに似ています。実車を見て試乗してアフターサービスを検討しパンフレットをもらって家に帰ってスペックを比較検討する。あくまで主導権は客側にあります。インターネットは押し売りはできないメディアなのです。