仕事の結果量で収入の額が決まる

仕事の結果量が最大になる仕組みを作る。仕事自体の量が多いというのは意味が違う。仕事の「結果量」が金額に影響する。早い話が1人でビジネスをやってもより多くの人を間接的に使えることができれば、大企業と同じくらいの仕事結果量を獲得することは可能ということだ。


仕事の結果量を多くするというのは、より多くのクライアントに、より大きな金額で取引するということになる。当然仕事量も増えるのでコストも増大することになるがそのコストを削減するのはIT戦略だ。

もう少し噛み砕いて考える。

より多くの金額とクライアントを獲得するには、対象となるべくマーケットを広げなければならない。小川の魚を狙っていても釣果は限定される。より遠い深い海へ航海できれば釣れる魚もより大きい。だから始めからチャンスを限定してはいけない。ニッチでビジネスといってもこのマーケットを狭めてしまうと危険になる場合がある。

多くの魚を捕まえるには最新ソナーも必要かもしれない。ノルウェーの漁船が日本の漁師よりも遙かに儲けているのは大きな魚だけを捕まえる戦略的な漁業をしているからだ。漁のできる期間を限定することにより魚を成長させて計画的に漁をする。結果大きい魚は市場で高値で買われる。計画性も重要ということだ。海に出ても計画性がなければ重油コストもかかるだろう。

今の自動車業界などは仕事結果量も大きいが仕事量も多く人(コスト)も多い。だから仕事結果量が減ることになった場合に調整がきかないので派遣を切ることになる。大企業は調整分が大きいが零細企業はそういうわけにないかないので、そうなる前にコストを間接コストにして仕事結果量のみを増やす方法に早めにシフトしたい。

より少ない人数や戦力で最大の仕事量を得る方法を模索しよう。