戦略的な生き方をしていく必要が

最近よくTVでも目にする三菱UFJ証券・チーフエコノミスト水野和夫氏。
景気回復まで5年と言っていた。麻生総理が3年といっていたがこれは何の根拠もない。日本のバブル崩壊後失われたのは10年以上。今回は世界不況であるということが震源の深さが違う。


今問題になっている「派遣」の人達。そもそも派遣については製造業が解禁になり、1年雇い入れた後は正社員になるかという決断を企業側に強いていたが、これを3年に変更した。その期限が2009年~3月ということであって始めから雇用の延長など想定されていないのだ。経済が順調でも派遣をすべて正社員にすることなどできない。

今文句を言ったところで仕方がない。。。。
戦略的に生きてこなかった自分を責めるべきだ。
どんなに小さな零細企業でも個人でも派遣でも経済の流れを把握しないと、その渦に自分も飲まれてしまう。一番影響を受けるのは弱者であるからだ。

ネットで求人をみても、技術が伴うものは時給3000~4500円など高い。当面はアルバイトでもいいと思うのです。問題はその先の目的を達成するまでにどうするのか考えながら働くということだ。恐らく今路上に放り出されている人は就業期間は何の心配もせずに先も考えていなかったに違いない。

仕事はあくまでお金をもらう仕事であるならば、別に自己啓発の為の投資はしないとならない。これは時間もお金もかけるということです。これからは仕事に自分を合わせるのではなく自分が仕事を作り利益をだすという経営者感覚も身につけていただきたい。仕事に自分を合わせるということはその仕事がなくなったら失業するということです。でも自分で何ができるか戦力を上げる努力をしていればどんな仕事も創造できる。どんな業界でも生きていけるのではないでしょうか?

自動車業界は元には戻らないと思います。不景気の問題ではなくこれは環境や産業構造の変革を意味しているものであり電気自動車になれば多くの期間工は必要がなくなる。来るべき産業革命に耐えられるべく自分も変化についていける人間にならなければなりません。