スタート直後に稼働できるITビジネス

通常は”箱”を作り”宣伝”するプロセスがあって認知されPVがあってからITビジネスはスタートできる。大半のITビジネスはここまでは到達せずに失敗する。ではスタート直後に稼働できるITビジネスを考えてみよう。

まず参加者(対象)を切り分けていることに問題がある。対象がお金を落としてくれるユーザー。だからその見込み客を連れてこなければならない、と。その見込み客が集まらなければ失敗である。この考え方を改める。一定数の対象者がいなくとも価値が成立するものであればいいわけです。

サービスの存在価値が認められることが第一である。
だからコミュニティサイトであればまず身内で楽しんでしまう。ここでサイトの意義は達成する。販売サイトであれば売れなくとも、見込み客が情報を得るだけで価値を見出せる状態にする。売れなければ存在意義のないサイトは作らない。

参加者が必要最低限の数でも成立させるロジックを作る。そういう状態はお客が1人でもくればその体系を崩さずに自然に客を取り込める状態となる。100坪の店を1億かけて作って閑古鳥が鳴くよりは3坪の店で繁盛させる。もしくは移動販売で主婦とのコミュニケーションに徹するでもいいだろう。インターネットの世界はシームレスであり制限がない。3坪の店で始めて大金をかけずに1000坪の店にすることが可能だ。だから”最低限の流動性”というのが一番大切にしなければならないポイントだ。

コミュニティサイトのように不特定多数を集めるであればMIXIのように無料に徹するのが一番早い。MIXIの規模でさえプレミアム会員からしかお金をとれないのである。そのくらい厳しい。

だから訪問者が少人数でも稼働でき尚且つ利益率が高い高収益ビジネスモデルを考えよう。そうすればSEOを駆使すればすぐに稼働できすぐに売上を上げることが可能になる。リスクもない。キャッシュポイントまで急がない。まずは価値のある成立したサイト(ITビジネス)を目指す。