コンバージョン低下から考えること

やはり低コスト構造とROIの改善です。
投資効率の良い方策を少しずつでも積み上げれるかどうかにかかってくる。過去に良いコンバージョンであってもそのやり方を続けていても収益は悪化するだけである。景気回復まで体力があれば問題ないが大手企業の人員整理に見れるようにこの慌てっぷりは問題の深刻さを露呈している。
対象エリアや特定分野であることがより専門性やニッチ性の面で小さな事業が生き残る術だったわけだが、不景気になると市場そのものが収縮するので対象の数そのものが少ないというのは非常に危険だということだ。かといって大手企業と同じ広域エリアを相手にするにも戦力がたりない。

民間保育所を突然閉鎖して問題になった新進企業。あそこはIT系のシステム開発が主軸の事業であった。その業績が悪くなったのが保育所経営の撤退の原因だ。今の営業や販促や紹介などのコンバージョン低下が起きた時に対応できる収益構造を持っているかどうかが生き残れるポイントだ。広域のビジネスをするというのは他業種を扱うということではない。全て統一された効果のある収益構造でなければ意味がない。一旦広告費や営業費や親会社からの仕事が無くなった時に生きていけるかどうかノウハウがあるかどうか考えてみてほしい。