相対的評価を考えたSEO戦略


各種情報からの推測にすぎないが、順位を裏付ける評価システムとして相対評価を基準としたものがベースになっているのではと考えている。検索エンジンにとってスパムや価値のない情報やページは評価したくないということでその初期段階のサイトのインデックス状況の内容を重点にチェックしているのだろう。ドメインの時間の評価などもいわれているが。

1.初期段階のインデック内容でサイトをチェックする → 制限以内であれば審査は緩い

2.その情報(インデック)の増え方をマークする → ページ数が多い場合は保留扱いに

3.時間がたつにつれリンクやサイト全体の評価も加味される

相対関係については、
プラス要素 検索エンジンにとって好ましい情報構成と量の増え方
マイナス要素 検索エンジンにとって好ましくない情報構成と量の増え方

※短期間で大量に情報やリンクを構築する手法は内容がどうであれマイナス要素であるということだ。

短期的にリンクや情報を増やす施策はスパムとはいえずとも検索エンジンに好まれない方策の割合が最初は必然的に多くなる。サイトの箱は作ったが中身がないサイトなども含まれる。一方好ましい正統派(自然のナチュラルリンク)は時間がかかる。従って当初は割合が少ない。

ここで巷の言うペナルティ(本当は保留されているだけ)発生だが6カ月や9カ月で解除されたなどという噂も多いがこれは単に-要素が自然に減っていき(人工的な施策のため)一方で+要素が時間とともに増えるということになるので時間要因+評価でマイナス要因をプラスが上回ることで相対評価が高まるからといえるからではないか。

そう仮説すると、どういう戦略が可能になってくるか。

1.マイナス要素とプラス要素を割り切って両方構築する
プラス要素だけでSEOを優位に進めることは事実上資金力もいるので厳しいからだ。ある程度検索エンジンに好まれない内容でもそれは現段階での評価ということだ。それは長期的に好まれる情報増量やシステムに改善していく。

2.プラス要素を自然に成長できるシステムを手間をかけて考える
ある意味実質的なビジネステーマといってもいいだろう。プラス要因に比例して売上も上がっていく。インターネットにおける自分のビジネスの存在意義バロメータである。当初はシステム的な将来の戦略を考えることが大事で100%プラス要素のリンクや情報を無理に増やすべきではない。

3.マイナス要素の施策はインデックス化されることだけ考えボリュームを増やしていく
但しインデックスもされないような手法はとるべきではない。ジャンルや地域など限りうる範囲を増やしていく。マーケティング的な地域戦略やニッチ戦略は必要ない。

4.最後に上記の戦略が全て1つのテーマに繋がることが必須である
相乗効果が見込めるのと、規模が大きくなると市場シェアを奪えること。