仕事欲しい難民は多数だが協力体制はなし

システム系や技術者の方は、在宅仕事(登録)を募集すると多数オファーがきます。
企業内や派遣でやってきた好条件のエンジニアさんが軒並み切られているのでしょう。
トータルで仕事の奪い合いになっている今、好条件で簡単に仕事を流せないのが実情です。
完全な下請けを増やしたところで事業そのものの価値は向上しないからです。
ビジネスモデルに合致する戦力を増やしてこそトータルで強い組織が生まれる。
ワーキングシェアなど給料を分ける前提のシステムだと組織が逆に弱っていく気がします。


技術力があり経験もあるのですが、営業や戦略といったスキルが全くない。
「仕事やります」という人はいても「ビジネスの発展に協力しましょう」という人は皆無です。
「仕事やります」は既に需給関係から人が多いので単価が安くなっていき採用されるハードルも高くなり採用されても単価が安くなってしまいます。
「ビジネスの発展に協力しましょう」は少しの時間で協力できるのです頭を使えば。
そういう意識の人は仕事の単価も下がらない。経営者から言えばビジネス全体の発展に協力してもらえるということはその人はないがしろにはできないのである。その人は経営戦略の一部であるわけです。

全ては意識の問題なのです。
「儲けさせてやるから分け前よこせ!」このくらい図太くてもこの時代いいと思います。
もう不景気加速して生きるか死ぬかなのですから。